2月節分が過ぎた頃、まだまだ寒い朝を迎えようとしていた明け方にパオのエンジンに火を点した。引っ越し荷物は業者に頼んではいるが、我が家の家族でもある愛猫がおふたりと、そのお荷物であるゲージやトイレ、餌などを荷台に積んでいた。
日の出と共に出発
朝の通勤渋滞が始まる前に、一般道を抜けて高速道路に乗りたかったので早めの出発です。東名川崎インターから東名高速道路、新東名高速道路へ向かいます。
パオのエンジンはすこぶる調子が良い。ほかのクルマの流れにのって巡航速度●10km/hほどで走行車線をひたすら進む。たまに速度の遅い大型トラックなどを追い抜くときに追い越し車線へ車線変更し、●20km/hからプラスαに速度を上げていました。
難点といえば、風切り音が大きいこと。速度を上げると車体の振動が少し大きくなること。ほかは全く問題なく頑張ってるエンジン音が愛おしくなるぐらいです。
最初の休憩は定番の「海老名」。数時間の運転時間で心地よい疲労感を楽しみつつ、軽めの朝食とトイレをすませました。
高速道路 vs パオ
そのあと、御殿場JCTから新東名高速道路の乗って東西に広い静岡県を縦断。愛知で伊勢湾岸自動車道を経て、新名神高速道路へ。さて、パオの走行についてですが、登り坂に力不足を感じます。マニュアルシフトのため、5速から4速、3速とシフトダウンしエンジンの回転数を上げてやれば問題ありませんが、ユルユル続く上り坂では、徐々に速度が落ちていくため、シフトダウンして速度を上げることが頻繁にあります。もう少し登坂能力があればなと思う次第です。移転先で落ち着いたら、まずは整備ですね。
同乗猫は不機嫌!?
さて、同乗者の「猫」についてですが、今回の移動のためにソフトゲージを購入しました。パオの荷台に問題なくおけます。
ゲージの中に、水と餌、トイレ、そして愛用のフカフカシート。休憩のたびにトランクを開けて撫でていました。鳴くこともなくおとなしく・・・もしくは、ビビっていたのか。水は減ってましたが、餌はほとんど食べなかったようです。トイレも使用した形跡はなし。たしかに快適な空間ではないけど、この写真を見ると少し笑えます。不機嫌そう・・・。
無事に到着「奈良」
京都から奈良への有料道路、京奈和自動車道を最後にいよいよ一般道へ。カーナビから「奈良県に入りました」と聞こえひと安心。トラブルもなく事故なく、無事にたどり着くことができました。
お疲れさま!パオ。