レッカー車で搬送してから数日が経過し、「オレンジロード」から電話があった。「修理、完了です!」

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故障内容は明確に

 故障内容は「アイドリングできない」。
 状況は「エンジンは始動するが、アイドリングできないためアクセルを煽りながら走行はできる。しかし、クラッチをきるとエンジンがストールする。エンジン音はボコボコとかぶっているような音。マフラーから白煙が出始めた。」

と、こんな感じですが、「オレンジロード」の社長には「エンジンが始動しない」と、伝わっていたようです。どこでどう間違ったのかわかりませんが、早く、確実に修理してほしいと考えると故障内容やその状況はしっかり伝えた方が良いなと思った。今回は修理前に伝えられたので問題はなくひと安心。

問題は燃料系でした

 原因は、ガソリンが過多にキャブレターへ送られて、混合気の割合が悪くアイドリングができない状態だったらしい。そして、ガソリンが気化できずにエンジン内に溜まりオイルと混ざっていたらしく、

 このまま走行していた場合、ガソリンが混ざったオイルでは潤滑油の役割を果たさずにエンジンが焼き付いていた可能性もあったらしい。

 この問題の原因は燃料(ガソリン)ポンプの破損。修理箇所は、この燃料ポンプと合わせて燃料フィルターの交換。ガソリンが混ざってしまったオイルおよびオイルフィルターの交換となりました。

納車時より調子が良い!?

 退院の日は快晴。
 午前中に引き取って、午後は試走にという考え。故障の原因や修理内容は確認済みだったため、修理代金をお納めしてパオの元へ。

 すでにエンジンは始動している状態でアイドリングはとても安定していた。この時点でエンジン音がまったく違ってた。

 しかし・・・「ボディが汚い」そう言えば、昨日は大雨でした・・。店を後にする前にフロントガラスなどをウェットティッシュで拭いていると店員の方が駆け寄ってきて一緒に拭いてくれた。ありがたい。

 シートに腰を落として、あらためてエンジン音を聞くと素晴らしく安定していた。アクセルを少し踏み込むとエンジンの回転がスムーズに上がる。オレンジロードを後に少し走行すると低回転時の走行が納車時よりもとても心地よい。ただ、上り坂は少しパワーが落ちた気がする。しかし、アイドリングの安定性はとても心地いい。

翌日・・・

 エンジンが冷えた状態で始動させると、いつもより始動が悪いように思えた。しかし、いつもよりアクセルの踏み込み量を増やすと元気よく始動してくれる。

 おそらく今まではアクセルの開閉量より多くのガソリンが送られていたと推測できます。燃費にも影響していたかも。

【整備記録】 2019年4月 74,113km
・燃料ポンプの交換
・燃料フィルターの交換
・オイル交換
・オイルフィルターの交換

 何はともあれ、アラサーパオに乗っている限り故障は想定内。無事に退院できたことに感謝です。