ドライブレコーダーの取り付けにあたり、室内の電源周りについて考えてみた。ドライブレコーダーのほか、カーナビとして使用しているandroidスマートホン用の電源、すでに取り付けてあるETCやiPhone用の電源、MacBookのためACコンバーターも取り付けてみたい。

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アクセサリー(ACC)電源が必要

 すでに取り付けてあるETC本体の電源は、カーステレオに接続されているカプラーから分岐用の配線コネクターでアクセサリー電源が確保されていた。今後、取り付けたいドライブレコーダーなどのアクセサリー機器を考慮すると、その配線方法だと心許ない。

■電源が必要なアクセサリー機器
 ・ETC本体
 ・ドライブレコーダー
 ・ACコンバーター
 ・USBポート

 これらアクセサリーのほか、近い将来はカーステレオのパワーアンプなども視野にいれると、バッテリーから直接電源をとる「バッ直」という方法で電源を確保することにした。

うるさいアクセサリー電子機器

 イグニッションキーを回すとACC電源に電流が流れ、ETC本体から「(ピー、)カードが入っていません」、ドライブレコーダーから「ピッピッ、ピッピッ」。

 さらにイグニッションキーを回し、セルモーターが回りACC電源に電流が流れなくなる。エンジンがかかりキーがONの位置に戻るとACC電源に電流が流れ、また「(ピー、)カードが入っていません」「ピッピッ、ピッピッ」と。つまり、エンジンを始動させる度にアクセサリー機器がアピールしてくるのがうるさいのです。

 今回の問題点は、セルモーターが回るときにアクセサリー電源が切れること。その問題を解決できるのが、電流が切れても一定時間だけ電流を保持してくれるエーモンのタイマーユニット2854。

電源まわりはコレでやってみる

 必要なこと、問題点、解決方法などを鑑みて実施方法を考えてみた。

 ・バッテリーから+(プラス)ケーブルを室内に引き込む。
 ・バッテリーからのケーブルにヒューズをいれる。
 ・バッテリーとアクセサリー機器の間にリレーを入れる。
 ・そのリレーで使用するACC電源にタイマーユニットを利用する。

配線図を作ってみた。

パオ 配線
配線(想像)図
エーモン 防水平型ヒューズホルダー 2889
DC12V・200W 15A(MAX) (防水性能IPX4相当)

バッテリーのプラス(+)配線に使用する15Aのヒューズ。ボンネット内で使用するので防水タイプをチョイス。

エーモン リレー 1245
4極 DC12V車専用 20A

赤線は、バッテリーのプラス(+)から15Aのヒューズを経由して結線。 黄線は、ETC本体やドライブレコーダーなどのアクセサリー機器のプラス(+)に結線。
青線と黒線は、タイマーユニットのそれぞれ黄線、黒線に結線。

エーモン タイマーユニット 2854
黄線と黒線は、リレーのそれぞれ青線、黒線に結線。
赤線は、常時電源なのでカーステ裏面のカプラーにあるオレンジ線に結線。青線は、アクセサリー(ACC)電源なので同じくカプラーにある青線に結線。黒線は、ボディアース。
残タイマーは15秒に設定。

そのほか、ギボシ端子や分岐用の配線コネクター、配線コードなども準備。