社長自らオレンジロードの最寄り駅まで迎えに来ていただき、程なくお店に到着するが、パオは整備場にいるとのことで見当たらず。すぐさま店内へ移動。

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まずは書面の確認から

 まず、カウンターで車検証の氏名や住所の確認。とは言え、事前にメールで送っていただいてるので現物の確認まで。

 そして、車庫証明の標章について、ほぼ全員が車体に貼らないでと要望があるらしく今回も貼らなかったとなこと。とても有難い。

 次に整備記録簿。アラサーパオは今まで2人の所有者がいて、日産ディーラーやオレンジロードで受けた整備などが記録されていた。この整備記録簿はこれから長くアラサーパオと付き合いたいので今後、じっくり読み解いていこう。あと少し年季の入った取扱説明書もあった。
 自賠責の書類確認のあと、購入後の保障については3ヶ月、3000kmとのこと。

ようやくパオのもとへ

 さて、ようやく、待ちに待ったパオ、アラサーパオと対面。外に出るとそこにはアラサーパオが。

日産パオ
家族の一員となったパオ

 どこか懐かしく感じるエンジン音が心地よかった。それを悟ったのかボンネットを開けてくれた。そこはアラサーとは思えないほどキレイ。どんなアンチエイジングを施してるんだろと思えるぐらいキレイ。

 今どきのクルマのように手も入らない密集度の高いエンジンルームではなく、シンプルで整然とあるべき場所に当然のようにある。

 タイミングベルトはもちろん、ラジエーターやプラグも交換済み。車体周りではキャンバストップやショックアブソーバー4本も交換済み。もう申し分なし。

取り扱い注意事項あれこれ

日産パオ

 社長からの注意事項として、エンジンの始動はアクセルを2~3回ゆっくり踏み込み、そのあと少しだけ踏み込んでキーを回すこと。暖機運転はキチンとおこない、走るときはエンジンの回転数をしっかり上げて走ることなど、キャブレターエンジンの特性を踏まえて説明があった。

 そのあと、個体の注意事項として、セルモーターが空回りする時があるとのこと。その場合は(フライホイール?の)空回りが納まるまで少し間を空けて再び始動するとのこと。あとはたくさん乗って楽しんでと。とても、ありがたい。

船出!?旅立ち?出発!?

 表現方法は良くわからないけど、必要な説明を受けてシートに腰を降ろした。
 前後上下、リクライニングの調整をおこない、続いて後方確認用のミラーを合わせた。

  試乗の時よりも緊張する・・・。

 クラッチとブレーキペダルを踏み込み、ギアを1速へシフト。
 アクセルを少し踏み込み、クラッチをつなぐ。
 社長の誘導で一般道へ。

 まずはガソリンスタンドを探しながらパオを走らせた。
 笑みがこぼれる・・・。